原稿制作のポイント

より良い印刷物を、効率的にお作りいただくために。

デジタルデータ入稿は、印刷物発注に際してお客様の貴重な時間とコストをセーブするために有効な手段です。
デジタルデータ入稿の件数が飛躍的に増えていますが、その一方で、せっかくお作りいただいた入稿用デジタルデータに不備や間違いがあるために、かえって時間やコストがかかる結果になることも多くなっています。

 データを最大限有効にお使いいただくために、以下のポイントにご注意ください。

制作するアプリケーションソフトに注意する

お使いになるソフトにより、印刷用のデータとして利用できない場合があります。以下は、印刷用データ作成に適した代表的なアプリケーションです。
1) ワード、エクセル、パワーポイント、一太郎
2) インデザイン、イラストレーター、フォトショップ
※当社の取扱いアプリケーションについては、こちらをご参照ください。

デジタルカメラで撮影した画像について

デジタルカメラやスマートフォンのカメラ機能で撮影したデータが、主流となってきました。
データにつきましては以下の点にご注意ください。
1) 適正露出で撮影してください。
2) JPEGモードは高品質、高画素数ほど良い印刷結果が得られます。
3) 可能ならば高解像度TIFFモードで撮影してください。
4) RAW形式のファイルにつきましては現在のところ対応しておりません。
※詳しくは、こちらをご参照ください。

フォントについて

フォント(文字書体)は、印刷に欠かせない大切な要素です。
使用するフォントにより印刷できない場合があります。
以下のポイントにご注意ください。
1) True Type FontまたはOpen Type Fontをご使用ください
2) データを再現するには、印刷会社がお客様と同じフォントを持つ必要があります。入稿の際はご使用のフォントを明記してください。

その他

1) お客様が一般的なスキャナーで取り込んだ画像データについては、印刷時にきれいに再現できないケースもございます。
プリント写真をご入稿いただければ当社でスキャニングもいたします。
2) 入稿に際しては、必ず使用フォントや作成アプリケーションとそのバージョン、作成したOS等の基本情報を明記した「仕様書」を添付してください。